先日電話相談員の研修で、プロになるための視座の転換についてお話をさせていただきました。

資格取得後のトレーニングでよくあるのが、養成講座の受講者のときのような振り返りです。

「要約ができた」「質問ができなかった」という振り返りは、修行中の見習い料理人が「桂剥きができた」「出汁がうまく取れなかった」のようなものですね。

料理人として現場に出たら、振り返るべきことは「お客様が満足して召し上がったか」ですよね。

見習いからプロに視座を変換させなくてはいけません。



資格を取ったあとの振り返りも同様に「キャリアの専門家としてCLに何ができたか」です。

専門家として、ということはキャリアコンサルタントに求められる能力体系にもあるように「カウンセリングの進め方を体系的に理解したうえで」とありますから、カウンセリングの諸理論を理解し、カウンセリングスキルをベースにして支援することになりますね。

そのことを踏まえて、プロの料理人のように真剣勝負で、CCとして【本気】でCLを【支援】したいですね。